私は、中越先生の講座を知ったタイミングの関係で実践コースから参加させて頂きました。
実践コースに自分から申し込んでいるにも関わらず、心理学の知識、カウンセリングについての下地が殆ど無い事で、他の受講生さんのペースから気おくれしていた感は正直ありました。
少しでも気おくれ感を無くそうと思い、中越先生の補講は出来るだけ参加することと、卒業した衛藤先生の講座のすべてを少なくとも3回は再受講しようと決め、それで他の受講生さんに追い付こうと思っていました。
しかし、本業の仕事と、少林寺拳法も2つの道場を合わせると週5回あり、受講はしているものの、身に付いている実感を持てない日々となってしまった気がしています。
また、中越先生の講座の中で「人生のやり残し」という話を受けた時に、私の中で「絶対的なやり残しがある!」と強烈に思い、少林寺拳法の資格の一つであるのですが、今度の8月24日、25日に受験する事にしたので、その準備にも追われるという、とても欲張りな日々でもありました。
中越先生から紹介して頂いた本も一通り読みたいと思っていますが、まだ最初の講座で紹介頂いた伊藤絵美さんのシリーズも目を通しただけで、読み込めていないというのが今の現実です。
中越先生の講座の内容、ご紹介頂いた本を再度、ゆっくりと自分の中で消化し、吸収できるように、これからの時間をまずは使おうと考えています。
講座全体としては、中越先生の何を話しても許容して頂ける雰囲気の中で、少しづつ自分も自由に思った事を言える場になったと思っています。
そして、受講生の皆様の相談内容、カウンセリングを聴かせて頂く事で、「人の事を理解しようとする」ということの大切さと「相談者の中に答えがある」という確信を持てるようになりました。
回を重ねる毎に、カウンセリングの大切さと面白さが私の中で広がりました。
私にとって身近である道場内でも大会の後に、中越先生流「ホープセラピー」だと心に思い、道場の子供達それぞれが本当に進みたい方向性に寄り添う事に集中して、1回の練習日のすべてを集団カウンセリングみたいにした時に、子供達の目の輝きが増していくというとても嬉しい経験をしました。また、子供達の親からも嬉しいコメントをたくさん頂きました。
実際のカウンセリングだとそんなに上手く行く事は無いのかも知れませんが、中越先生のカウンセリング講座を受けた成果の一つだと私なりに感じています。
中越先生の講座を受けて、カウンセリングは病気の時や大きな悩みがあるという時だけに受けるものではなく、もっと日常的に受けるものであるというイメージに変わりました。
「散髪」と同じように、日常にカウンセリングを!
このイメージが今のカウンセリングに対する私のイメージです。
私なりの歩みなので、この講座の受講生さんからみたらゆっくりかも知れませんが、次の「人生のやり残し」にカウンセラーが置かれている感覚はしっかりとあるので、歩みを止めずにこれからも進んで行きたいと思います。
そして、中越先生の終了証も一つの区切りとして欲しくなってしまったので、基礎編もご迷惑でなければ参加させて頂きたいと考えています。
この約半年間、とても勉強になりました。貴重な時間を本当にありがとうございました。
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